May 3, 2015

 

4月末に3年半勤めた会社を退職した。

 

学生を卒業後、初めて社会人として働いたのはスタジオマンという職業だった。

そのスタジオマンという職業を通して見る社会が世間一般に言われる社会というものなのかと思いつつも、

やはりその職業は自分の中でどこか非日常的なものである、とも感じていた。

ほとんどがスタジオでの仕事ばかりで外に出ることもほぼなかったけれど、その仕事でなければ見ることができない現場をたくさん見ることができた。

だけど、スタジオマンを経てプロと呼ばれるフォトグラファーになる気持ちはあまりなかった。

 

先月まで在籍していた会社への転職の機会が来たときは、どのみちスタジオマンは期限のある仕事だからチャンスのあるときに次へ行こう、ということが大きかったし、後輩たちは自分よりも遥かに仕事ができたから、期限までスタジオマンを続ける理由が見当たらなかった。

 

そうして運良く採用していただいたが、入社してから先月末までは本当にあっという間だった。

だけどスタジオでアシスタントの仕事しかできなかった自分が仕事の写真をある程度撮れるようになったかと思うと、とても濃密な時間を過ごしてきたように思う。

 

その会社に入社していなければ、仕事の写真に関することはもちろん、お金の流れや組織のこと、作品の写真のことなど、何も分からなかった。

作品を作るということにおいては、会社内だけでなく社外でも様々な出会いやきっかけがあったおかげで、昔よりも意識の仕方が変わったように思う。

 

採用いただいたこと、数々の出会いに、本当に感謝したいと思う。

 

ーーー

 

これからはたった一人。

自分のことは自分で決めなければならない。

それはどういうことなのか。

 

作品を作ること、残していくことは、自分にとってどういうことなんだろう。

仕事をすることは、自分にとってどういうことなんだろう。

 

そういったことにも目を向けていきたいと思う。

 

ーーー

 

朝の電車から切り取った光。

未知の場所へ向う途中。

ワクワクしていた。

 

 

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